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2022-12-06 國弘泰治

老後資金は2000万円だけで大丈夫?FPが解説

MBA・FPオフィスALIVE代表國弘泰治です。

老後資金が2000万円が必要といっていますが、実際はどうなのかお話していければと思います。


老後資金2000万円は嘘なのか?


金融庁が老後資金2000万円が必要といっていますが、実際のところ私としては2000万円で大丈夫なのかというとそうではない気がします。

例えば、要介護になった場合はどうなのか?現役時代と違い疾病や怪我のリスクも高くなってくるかと考えられます。

これらを考えると2000万円では足りないかと考えられます。


年金がもらえる金額から考える


老後2000万円問題もあり、年金額だけでは頼れないことになりましたが、現在の年金額について説明します。

令和2年になりますが、老齢基礎年金の平均受給額は56358円、そして老齢厚生年金の平均受給額は146145万円と言われています。

会社員の場合、202503円となります。

そこで、資産運用で増やした2000万円を老後から20年間生きたとしたら毎月使える金額は約8万3千円で、生活の最低金額については生命保険文化センターによりますと月額22万1千円になりますので、年金+運用や貯蓄の切り崩し(月)で計算すると約28万5千円ほどになりますので、最低金額より上回っているため、老後の日常生活の観点だけでは確かに良いかと思いますが、


2000万円は嘘なのか?の真相


老後生活の最低限生活費だけでは2000万円でいいですが、最悪要介護や要支援で介護になった場合を想定するのであれば2000万円だけでは足りないでしょう。

介護なら公的介護保険があるから大丈夫と思ってしまう人もいらっしゃる人いるかと思いますが、介護費用に関しては介護保険適用外のものを含めると大きな金額になるかと考えられます。

更に将来物価がさらに上がると想定すればまた金額が必要になってくるかと考えられます。

介護資金を考えていくと3000万円は必要であると考えられ、老後に資金は生活費以外にもかかってくる傾向がございますので、今の2000万円と介護費用3000万円で5000万円は必要であると考えられます。

そのお金を貯めるとなると、銀行で預金をするよりは資産運用をしていくことがお薦めです。


5000万円の資金を貯める上でお薦めな資産運用


5000万円を貯めると考えると明日そこらで貯めることができないかと思います。

例えば、大学卒業してから定年60歳までであれば、毎月約11万円貯めるようになりますが、それを資産運用に変えることで、投資費用を下げることが可能となります。

ここでお薦めなのが、オフショア投資です。

オフショア投資はアジアであれば香港やシンガポールなどの代理店を通じてタックスヘイブンの金融機関に投資する方法です。利回りに関しては20年以上の長期で10%~15%ぐらいの年平均利回りを叩き出している金融機関もございます。

代理店を選ぶのであればこの点は絶対に考えておくと良いでしょう。

つみたてNISAや一般NISAではないんだって思うかもしれませんが、一般NISAやつみたてNISAはたしかに利益は非課税ではありますが、投資できる枠が一般NISAが年間120万円(新NISAが122万円)で、つみたてNISAが年間40万円、そして非課税期間が一般NISAが5年間、つみたてNISAが20年間となりますので、5000万円を貯めるとなると正直厳しいかと思います。

國弘泰治MBA・FPオフィスALIVE

NBAを持っているファイナンシャルプランナー
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当事務所はMBAを持っているファイナンシャルプランナーが事業承継や法人の財務基盤の確保、法人税節税をコンサルティングをしていきます。
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