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2021-08-09 國弘泰治

不動産投資の目的とメリット・リスク

<h2>不動産投資をの目的は貸す・売るの2つ</h2>

不動産投資の目的は貸すと売るの2つです。

内容としては、持っているマンションを他人に貸して家賃を受け取ると言うのが一つです。不動産収入は、働くなくても収入を得ることができる不労所得と言えます。

過去は、広い土地を所有している人に限定となっていますが、現在ではワンルーム物件もあり、土地を持たないビジネスマンにもチャンスをもたらすことになり、土地がなくとも家賃収入を取得することが可能となりました。

それによってメリットを享受することが可能です。

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<div class="wp-block-column" style="flex-basis:100%;">
<blockquote class="wp-block-quote">不動産投資のメリット・デメリット
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 不動産投資のメリット
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不動産投資にはメリットがございます。

メリットとしては、公的年金と別に自分の年金を持つことが可能となります。

自分の年金を持つことが可能と言うのはニュースや新聞での報道では政府が老後の生活費は2000万円必要と言われているように年金で老後を満喫と言ったことは神話となりつつありますが、年金の感覚で家賃収入を受け取ることで、年金と生活の差額分を補うことが可能です。

<ul>
<li>節税効果がある</li>
</ul>
不動産投資は節税効果がある理由として、減価償却費とローンの金利分を経費にすることができ、赤字を叩き出すことで、サラリーマンの場合、給与所得から不動産所得の赤字分を差し引くことが可能となります。

現在副業をしてもいい会社も多くなっているので、事業規模で不動産投資を行う人もいるかと考えられます。

事業規模で行うと青色申告控除が使えるため、65万円の控除を受けることが可能です。

事業規模で行う条件としては、5棟10室以上の不動産を持つことが原則となっております。ちなみに適用要件として5棟か10部屋かのどちらかの要件が当たっていれば大丈夫ですので、基準としては4棟以下であっても10部屋以上を持っていれば適用されます。

<ul>
<li>保険の代わりになる</li>
</ul>
保険の代わりに関しては、団体信用生命保険に入るため月々の収支がマイナスになってもそのマイナス分が保険の代わりになることで、加入している死亡保険やがん保険よりも支払いを抑えることが可能となります。

ただ団体信用生命保険に加入したからと言っても生命保険は解約せず、少し下げることも1つです。理由としては団体信用生命保険と言っても生命保険料控除の対象にはならないからです。

気に入って解約しないと言う場合であれば、最低限の保証をにしておくのも一つでしょう。

以上が不動産投資の目的を踏まえたメリットとなります。

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<div class="wp-block-column" style="flex-basis:100%;">
<blockquote class="wp-block-quote">不動産投資のリスク
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不動産投資に関してはメリットの他にリスクがございます。

よく知った気になってデメリットと言う人もいますが、間違いとは言いませんが不動産投資に関してはリスクと言うのが正解です。

①空室リスク

空室リスクは正直に言いますと、入居者の方が退去することで空室になることです。その場合、サブリース契約や家賃保証に加入することや東京や名古屋、大阪、福岡と言った都市圏と言った人口が多い地域を狙うのも一つです。

②入居者関連リスク

入居者関連リスクに関しては、入居者間のトラブルや入居者の家賃滞納が代表的です。その場合ですと、投資用不動産を販売している企業でしたら、オーナーとのやり取りは管理会社が代行して行いますので、直接的なやり取りがないと言えます。

入居者リスクに関しては、審査を厳格することや管理会社に任せることが入居者関連リスクを抑えることが可能です。

③金利上昇リスク

不動産投資をするとなれば物件を購入しなければなりません。

投資用不動産を購入するとなれば、ローンで購入する人がほとんどと言えます。

そこで、ローンは元本と利息を返すことが必要です。長年払っていけばその間でローンの金利が上昇することも想定できます。

現在は銀行であれば1%~2%、ノンバンクとなれば2%代~と言う形になっています。

そこで、金利が上がったとなれば、借り換えを検討しておくことも一つですが、借り換えを考えていくのであれば、借り入れできたとしても、銀行口座の一本化で収入支出を見えるかすることや、電気料金やガス代そして携帯電話料金の延滞がないようにしておくことも借り換え審査を通過する一つと言えます。

その他にも、値下がりリスクや災害リスク更には流動リスクがございます。

これらに関しては、災害リスクの場合、火災保険の加入は必須ですが、地震保険への加入も入っておく必要はございます。

流動性リスクは金融資産と違い、不動産は現物資産でございます。

現物資産と言うように金融資産と違い1つの買い物が高価となるため現金に代わるのが遅いと言えます。

売却を早くするのであれば、入居者リスクと同じように、需要の高いエリアを狙うことが早く売るための1つと言えます。

<h2>まとめ</h2>
不動産投資をする上では、どこのエリアが入居者が入るのかなどを考えておく必要がございます。

これから、私の予想としてはオリンピック以降も東京の物件を狙うことが一つではないかなと考えられます。

ただ東京を狙うと言う考えでなく、中古物件であれば新築からわずかな物件~15年あたりを狙うのも一つです。利回りに関しては地方よりは低いですが、資産価値が高いことです。

最後に不動産と金融資産に関しての選び方は全く違います。金融資産は利回りが高ければ毎月の収入は会社や金融機関などがつぶれない限り入ってきますが、潰れたり上場廃止になった場合、金融資産はただの紙切れになります。

それに対して、不動産は現物資産なので管理している管理会社がつぶれても管理会社を乗り換えればまた賃料も継続します。

更に利回りに関しても、不動産は利回りが高いとなれば築年数による老朽化や自殺者が出た、地盤沈下、空室期間が長いなどがあると言った要因で利回りが高いと言えます。

國弘泰治MBA・FPオフィスALIVE

NBAを持っているファイナンシャルプランナー
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